2月14日火曜日の決議案

1 (a): 証

アングリカン諮問評議会は伝導・弟子育成委員会対し、私たちの教会メンバーの生活の中で福音を通して変革の証を与えることを奨め促すためのリソースを見定め、促進することを奨励する


2 (a): 神学教育

アングリカン諮問評議会は:

  1. 過去5年間にわたるアングリカン・コミュニオン事務局の神学教育部(TEAC)の活動に感謝し、特にカンタベリーのセントオーガスティン財団にはこれを可能にした財政的支援に感謝する。
  1. 新しいビデオを活用した学習リソース「Renewing the Life of the Earth: Ecotheology Resources(地球の命の再生:エコ神学リソース」を歓迎し、喜んで導入する。アングリカン・コミュニオン全体の教会や神学校での神学教育プログラムで活用することを薦める。
  2. アングリカン・コミュニオン神学教育委員会(CTEAC)が新たに発足したことを歓迎し、支持する。今後5年間のTEACの活動を前に進め、広げることに繋がる。

2 (b): セーフ・チャーチ

アングリカン・コミュニオン全体でセーフ・チャーチを構築することが優先されるべきであると認められることから、アングリカン諮問評議会は次のことを行う。

  1. アングリカン・コミュニオンの各管区のすべての人々の安全、リソース割り当ておよび行動を優先するよう取り組む。
  2. セーフ・チャーチ委員会に対し、各管区に保護のためのリソースと訓練を引き続き提供するよう求める。
  3. 「ガイドライン」の「脆弱な成人」の定義を次のように修正し、アングリカン・コミュニオンの各管区のすべての人、「特に子供、若者および脆弱な成人の安全を強化する」。
    「脆弱な成人とは、本質的に力の不均衡があり、教会で働く人により当該成人の不利益となるように利用される恐れがある場合における、教会で働く人と何らかの関係を持つ成人をいう。力の不均衡は、当該成人が次のような状況にある場合に増加することがある。
  • o 自身の家で世話されている場合
  • o 事故、病気または出産の場合などで支援を1人または複数の人に依存している場合
    o 家族の死亡または失業、または家および所有物の喪失など、人生の危機または自然災害に見舞われている場合
  • o 貧困、戦争もしくは内戦、立ち退き、年齢、民族性、性的指向もしくはジェンダー、またはその他社会的・文化的要因によって、虐待から身を守る能力が低下している場合。または
  • o 知的または身体的障害、精神疾患、またはその他の障害がある場合」
  1. 加盟教会および機関に対し、アングリカンセーフ・チャーチ委員会憲章およびガイドラインを使用・実施するよう奨励する、および
  2. アングリカン・コミュニオン神学教育委員会に対し、セクレタリー・ジェネラルと協議の上、保護の神学に関するリソースを開発することを求める。

3 (a): Good differentiation(良き差異化)

背景資料については、ここをクリックしてください。

アングリカン諮問評議会は:

  1. アングリカン・コミュニオンにおける私たちのdifferences(違い)に対応することに役立つ構造と意思決定に関する神学的問題を考えるための、インター・アングリカン一致・信仰・職制常任委員会(IASCUFO)からの提案を歓迎する。
  2. 可能な限り共に歩くこうとすることと、いかにしてdifferentiation(差異化)を忍耐強く敬意を持って調和させるかを私たちのエキュメニカルな対話から学ぶことの重要性を確言する。 
  3. IASCUFOに対し、ACC規約に影響を与える可能性のある提案がACC-19で十分に議論されるよう求める。そして
  4. IASCUFOに対し、この作業を進め、その進捗をコミュニオンのインストルメンツに報告するよう求める。